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紫陽花ってどんな花?
紫陽花は日本や中国、台湾などの東アジアや北アメリカが原産の落葉低木です。
実は私たちが花だと思っている部分は花ではなくガクが発達した部分なんだとか。
主に梅雨時期の5月〜7月までに元気に咲くため、梅雨時期を代表する花になっています。
ドライフラワーの作り方
①ハンギング法
・もっともメジャーな方法です。花を逆さに吊ってドライフラワーにする方法です。
方法は至ってシンプル。剪定した紫陽花の葉を取り除き、
一本づつつるすだけ。ブーケにする場合はこの時点で麻紐などでまとめて吊ってしまってもいいです。
注意点として、風通しの良い日陰に吊るして乾燥させましょう。風通しが悪いとカビの原因になります。
②ドライ・イン・ウォーター法
・花瓶にさしたままドライなるのを待つ方法です。
こちらもかなりお手軽。
花瓶に1cm程度の水を入れ、紫陽花を生けます。
そして、そのまま風通しのいい日陰でドライになるのを待つだけです。
ドライにするのが目的ですので、水の取り替えは必要ありません。
メリットは手軽なこと。花瓶に生けて放置しておくだけです。
ただ、実際作ってみるとハンギング法と比べ、綺麗な形にすることが難しいように感じました。
重力の影響で少し垂れた形で乾燥されるので、後々ブーケやスワッグにしたい場合、まとまりにくかったので注意が必要です。
③シリカゲル法
密閉容器に入れ、乾燥材のシリカゲルで乾かす方法です。
まず、密閉容器を用意します。容器に1cmほどシリカゲルを敷き詰め、その上に花を並べます。
花の上からシリカゲルを足して、一週間程放置し、完成。
メリットは綺麗な色になりやすいこと。業務用のドライフラワーなどはこの方法のものも多いです。
デメリットは紫陽花など大きな花の場合、大量のシリカゲルが必要なことと、先に紹介している2つの作成方法に比べ
準備物が多くて初期投資が必要なことです。
失敗しない3つのポイント
適切な紫陽花の品種を選ぶこと
紫陽花にはドライフラワーになりやすい品種となりにくい品種があります。
適切な品種を選ぶことが大切です。
西洋紫陽花のアナベルや水無月、カシワバアジサイなど水分量が少ない品種がおすすめです
剪定する時期
まずはじめに、梅雨時に剪定するのはNGです。
雨の影響で紫陽花が水分をたくさん含んでいる上に、
乾燥する際も湿気でうまく乾かずシワシワになったり、カビになることも。
おすすめはの剪定時期は7月中旬頃〜です。
皆さんは秋色紫陽花をご存知でしょうか。
秋色紫陽花とは、
6月の全盛期を終え、花の色が緑色に近い色になった紫陽花のことを指します。
なぜ、秋色紫陽花がドライフラワーにおすすめかと言うと、花弁の厚みが薄くなり、
水分量が少ないためです。
水分量が少ないので、早く乾かせることができるため、綺麗なドライフラワーになります。
なるべく元気なうちに乾かす
花瓶に飾って十分楽しんだ後にドライフラワーにしたいな・と思いますが。
お花がなるべく元気なうちにドライフラワーにした方が綺麗に仕上がります。
おうちで数日楽しんだ後、お花が元気なうちにドライフラワーにしましょう。
ドライフラワーの寿命はどのくらい?
・種類にもよりますが大体半年〜1年程度です。
期間が長くなると色褪せてきて茶色に近づいてきます。
これはこれでレトロな感じがして個人的には好きですが。
作り立ての時の色味とは変わってきます。
私は色褪せてきた風合いも好きなので、一年以上楽しんでます。
飾り方
最後に飾り方のご紹介です
スワッグなどにして吊るす
私はキッチンとリビングの間にスワッグを吊るしてます。
賃貸なので、壁を傷つけることができないのでどうしようかと迷っていたのですが
最終こちらの穴が目立ちにくい壁掛けフックと麻紐でおちつきました。
フック1個で3kgまで耐えられるので、ドライフラワーならそこそこの量を吊れます。
花瓶にたてる
ダイニングテーブルやちょっとしたインテリアに
カゴなどに入れる
リースにする
ガーランド風にする
私は玄関先にガーランドとしてつるして飾っています。
玄関のドアに磁石が張り付けば、こちらのフック付き強力磁石に麻紐をくくりつけるのが手軽でおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
簡単に作れて、インテリアに一役買ってくれる
紫陽花のドライフラワー
是非一度作ってみてくださいね。